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コーヒー豆の産地と特徴をわかりやすく解説

コーヒー豆と産地

コーヒーの産地としては、一般的にはどのような国が思い浮かぶでしょうか。
おそらく、原産国のエチオピア、世界一の生産量を誇るブラジル、さらに世界全体のコーヒーの約1割を生産しているコロンビアなどだと思います。

今回は、コーヒーの産地ごとに品種や特徴、歴史に迫り、一般的な産地はもちろん、珍しいコーヒーの産地まで紹介します。

もくじ
1. ブラジルのコーヒー
2. コロンビアのコーヒー
3. エチオピアのコーヒー
4. ハワイのコーヒー
5. インドネシアのコーヒー
6. マラウイのコーヒー
7. まとめ

1 . ブラジルのコーヒー

ブラジルは、世界で最もコーヒーを生産している国で、世界の生産量の約3分の1を占めます。また、アメリカに次いで二番目に、コーヒーの消費量も多い国です。まさに、最大のコーヒー豆の産地と言ってもいいでしょう。長いの生産の歴史があり、大きな農園が大量のコーヒー豆を管理しています。

ブラジルの気候は、コーヒーの栽培に適しており、高品質なものを大量生産するのに、最適な場所です。平均的に大量生産をされていることから、安価ながらも風味にはバランスがあり、コクが強すぎず、重すぎない味が特徴です。そのため、フレーバーコーヒーなどにして、アレンジをする場合もあります。

2. コロンビアのコーヒー

既にご紹介したブラジルのコーヒーに対して、コロンビアでは小農家が中心となり、栽培を行っているコーヒー豆の産地です。中心はアラビカ種で、最も流通しているロブスタ種と違い、栽培方法が難しく、細かい手入れが必要で、育つのにも時間が掛かります。

しかし、成長すると、酸味とコクがしっかりした良い風味のコーヒーとなり、質の高いコーヒーのほとんどがこのアラビカ種を使用しています。コロンビアでは、小農家の人々が時間をかけ良質なコーヒーを作っています。

ブラジルのコーヒーと違い、苦味がある風味が特徴で、ドリップコーヒーなどでしっかりと味を出し楽しむのに適しています。強めの味を味わいたい人におすすめです。

3. エチオピアのコーヒー

エチオピアは、コーヒーの原産地で、自生した固有の品種が多く存在しています。その種類は、約3,500種類とされています。人口の約20%がコーヒー産業に関わっており、まさにコーヒー大国と言えます。

エチオピアでは、標高2,000mの場所で栽培されるアラビカ種の1種である、ゲイシャ種が有名で、高級豆として取り扱われています。エチオピア南部が原産のゲイシャ種は、20世紀半ば中南米のパナマに輸入されていましたが、栽培方法の困難さから生産の上で非効率と考えられ、多くは生産されなくなりました。現在でも念入りな手入れが必要なゲイシャ種を栽培している場所はとても珍しく、その風味と希少性から高級豆として扱われています。

実際に飲む際にはストレートでそのままの味を楽しむのがお勧めで、香りも高いのが特徴です。ベリー系統の甘みと渋みの中間のような風味が感じられます。

モカコーヒーは、もともとエチオピアで育った木を運び、イエメンで栽培したものとされているなど、エチオピアは、私たちが知るコーヒーの原点でもあります。

4. ハワイのコーヒー

ハワイもエチオピアなどと緯度が近いことからコーヒーの生産に向いた場所です。火山性の大地である関係で、土壌の栄養価が高かったり、温暖の差があったりなど、コーヒーの年間の栽培に適した環境があります。

栽培時の寒暖の差によって引き締まった強い酸味が感じられますが、いやな酸味というよりも、すっきりした味わいを楽しめます。

ハワイというと、コナコーヒーが有名です。コナは、ハワイ島の西海岸のコナ地区で採れたコーヒーで、世界の生産量の約1%程度にしか満たないため、とても希少価値の高いものです。また、コナコーヒーは、ハワイのコーヒーの特徴であるほのかな酸味を持った風味で、柑橘系フルーツのような舌触りが特徴です。

5. インドネシアのコーヒー

インドネシアも、ハワイと同様、火山性の土地となっており、コーヒーが多く育てられています。一般的には、栽培方法が簡単で丈夫なロブスタ種ですが、スラウェシ島という場所は、アラビカ種も多く採れます。

インドネシアのコーヒーには、独特の苦味と酸味があります。そのため、水だしコーヒー用に使用し、アイスコーヒーで楽しむのに適しています。

6. マラウイのコーヒー

以上で紹介してきた生産地は、「コーヒーベルト」という赤道の近くにある国々です。そんなコーヒーベルトに位置し、同じくおいしいコーヒーが栽培される場所があります。それが、アフリカの南東部にあるマラウイという小さな内陸国です。

マラウイのコーヒーの木
〔マラウイの一面に広がるコーヒーの木。北部はタンザニアとの国境。〕

マラウイは世界最貧国としても知られる国で、コーヒーの生産量も多くありません。そんなあまり知られていないマラウイのコーヒーですが、20世紀から栽培の歴史があり、小農家によって念入りに栽培されています。

エチオピアにも近く品種も優れており、中には高級なゲイシャ種も含まれています。

ゲイシャ種以外にはカチモア種があり、現地ではゲイシャと一緒に栽培されています。この品種は、すでに紹介したロブスタ種とよく似ていて、栽培が容易で、一般的に飲まれている品種です。

マラウイコーヒーの風味は、チョコレートと一緒に楽しむのに適しているほど、とてもコクの強いものです。
ドリップコーヒー、フレンチプレスなど、コーヒーそのものの味をしっかり抽出できる製法で楽しむのがお勧めです。

そんな日本ではなかなか手に入らないマラウイ産のコーヒーを、飲むことができる方法があります。ウォームハーツコーヒークラブは、焙煎したてのマラウイ産のフェアトレードコーヒーを送料無料でご自宅までお届けします。さらに、コーヒー購入額の100%が、生産地に住む子どもたちの給食支援として寄付されます。様々なコーヒー豆が販売されていますが、100%が生産地に還元されるコーヒー豆はとても珍しいです。

アフリカ産フェアトレードコーヒー

7. まとめ

世界中のコーヒー豆の産地には、多くの場所があり、それぞれに特徴があります。

ブラジルは大量に質の良い豆を生産している世界一の生産国です。コロンビアでは、小農家を中心にアラビカ種という優れた品種を栽培しており、世界の約1割の生産量を占めています。エチオピアは、原産地として、多くの独自の品種を生み出し、私たちの知るコーヒーの歴史を作りました。

また、生産量は少ないものの、以上のような性質をバランス良く備え、また現地の共同体のためにもなるコーヒーとして、マラウイのコーヒーをご紹介しました。
今回を機に、マラウイ産コーヒーも、皆さんの知るコーヒー豆の産地の一つになれば幸いです。