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コーヒー寄付額改定のお知らせ

平素よりWarm Hearts Coffee Club及び特定非営利活動法人聖母をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、このような折、大変心苦しいお願いとなりますが、コーヒー寄付額の改定を実施する運びとなりましたことを、ご報告いたします。

今後も特定非営利活動法人聖母の活動を継続し、安定的にマラウイへの支援を続けていく為には、コーヒー寄付額の改定が必要であるという点から、このような決断をさせていただきました。

したがって、誠に不本意ながら5月6日(月)のご注文より下記の通り改定を実施させていただきます。今後もマラウイへの支援及びコーヒーのご提供に努めて参りますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

また、定期便をお申し込みいただいているお客様におかれましては、価格改定後も自動的に継続となりますため、継続をご希望でないお客様はお手数ですが、ウェブサイトのマイページよりご解約いただきますようお願いいたします。

此度の改定により、お客様のご負担が大きくなってしまいますことを心よりお詫びいたしますとともに、今後ともマラウイの子どもたちのために変わらぬご支援のほど、お願い申し上げます。

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アタカ通商株式会社、代表荒木様とのインタビュー

Q なぜアタカ通商はマラウイコーヒーを選んだのですか?

A
アタカ通商がマラウイコーヒーを選んだ理由にはビジネス的な戦略が関係しています。コーヒーといえば、昔から産地として有名なエチオピア、ブラジル、コロンビア、インドネシア、その他中米のコーヒーが挙げられます。これらの国のコーヒー豆は以前より輸入商社が取扱をしており市場に沢山出回っております。

そこでアタカ通商が目を付けたのがアフリカです。意外と知られていませんが、コーヒー産業の後発国はアフリカにあり、コーヒーの歴史は浅いけれどコーヒー豆を用いて国を発展させようとする国がたくさんあります。マラウイもまだ大手商社に手を付けられていない国のうちの一つだったのです。

アタカ通商は大手商社が手を付けていない国に手を付けるというビジネス戦略を練り、マラウイコーヒーを取り扱うようになりました。実際の豆の情報はこちらになります。(以下は、アタカ通商様から届いた生豆とNPO法人せいぼの代表の写真です)

Q どのように現地とのコミュニケーションをとっているのですか?

A

過去にジャマイカの※コーヒー・インダストリー・ボード(CIB)のジェネラルマネージャーを勤めていたフェルナンデスさんがアタカ通商のエージェントとして現地と交渉をしています。アタカ通商の核となっているコーヒービジネスはジャマイカのブルーマウンテンです。

フェルナンデスさんがCIBのマネージャーを退任した後、「スペシャルティコーヒー」のビジネスを新しく始めるために、彼はアタカ通商のエージェントになりました。スペシャルティコーヒーとは、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること、生産から消費の過程において厳正な管理が行き届いた高品質のコーヒーのことです。値段は通常の商品より高いけれど、サステナブルかつ材料がどこで誰がどのように生産したのかが辿れる仕組みを持つ厳選されたコーヒーのことです。

このコーヒーが作られた背景には、アメリカのコーヒー市場の「量より質」という考え方がありました。市場には大規模な農園で作られた品質の低いコーヒーばかりが出回り、美味しいコーヒーが世界中からなくなってしまうという悪循環になっていました。そのため、農家の人たちがいくら頑張って高品質なコーヒーを作っても、それが価格に反映されませんでした。そこで生まれたのが、「高品質なコーヒー豆を作った人に対し、それに見合った対等な賃金を払おう」という考えから生まれたスペシャルティコーヒーだったのです。

スペシャルティコーヒーは瞬く間にアメリだけでなくヨーロッパや日本でも広がり、ヨーロッパスペシャルティコーヒー協会や日本スペシャルティコーヒー協会ができました。コーヒーの資格制度が発達すると同時に、その教育もなされてスペシャルティコーヒーが世の中に認知されていきました。ちなみに、同時に自家焙煎が増えたのもこの頃からです。

※コーヒー・インダストリー・ボード(CIB)

ジャマイカ政府がジャマイカのコーヒー生産を復興・拡大させるために設立された機関。コーヒー産業に関するあらゆる権限を持っている。ジャマイカのブルーマウンテンはCIBによって厳格に管理されている。

(以下の写真は、アタカ通商様のマラウイ豆のブランド、MZUZU ZEBRAのロゴとそのグッズです)

Q マラウイコーヒーならではの特徴はありますか?

A

コーヒーは嗜好品なので、味という観点でマラウイコーヒーを他の種類のコーヒーと区別することは難しいです。コーヒーの味は豆の種類だけではなく、豆の煎り方やコーヒーの淹れ方、淹れる時の温度によって大きく味が変わるため、とても繊細な飲み物なのです。コーヒーを味で特徴付けることは難しいですが、消費者に「イメージ」を持たせることによって特徴付けることはできます。

例えば、みなさんは「ブルーマウンテン」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?きっとほとんどの方がコクが深くておいしいコーヒーを想像すると思います。このように、コーヒーは消費者に味そのものを味わってもらうだけでなく、何年もかけてイメージを作ることによって「脳」で味わってもらうことも重要なのです。

アタカ通商が取り扱う「スマトラタイガー」という生豆は消費者にイメージを持ってもらうブランディング戦略で世間から高い評価を得ました。10年前、インドネシアのスマトラ島で生産された「マンデリン」というコーヒーアタカ通商は「スマトラタイガー」という名前で取り扱い始めました。一般的に、コーヒーの生豆はブラジルやコロンビア等の生産国の名前で取引されますが、アタカ通商は敢えてインドネシアに生息するスマトラ虎の名前を借り、可愛らしいキャラクターのマークを作ってパッケージに貼りました。すると、今までマンデリンという商品名でコーヒーを注文していた消費者が徐々にスマトラタイガーという商品名で注文するようになったのです。知名度が上がったスマトラタイガーはローソンでも商品化され、今でも多くの人々に親しまれています。

Q アタカ通商はフェアトレードとどう向き合っていますか?

フェアトレードとは、開発途上国で生産された商品を先進国が適正な価格で継続的に購入することで生産者の生活の安定と自立を目指す貿易の仕組みのことです。そしてフェアトレード商品の値段はニューヨークとロンドンの相場で決められており、相場の変動に大きな影響を受けます。そのため、フェアトレードコーヒーの生豆の取引をするアタカ通商のような商社にとってリスクの高い商品です。そのようなリスクがある中でも、アタカ通商は常に同じ値段で商品を買うフェアトレード制度の姿勢を大切にしています。さらに、アタカ通商がフェアトレード商品のビジネスをする上で重要視していることは常に「三方よし」を心がけることです。

これは「作る人も売る人も買う人も全員満足感がある商売をする」という意味で、近江商人の時代から言い伝えられる経営理念の根幹です。自らの利益のみを追求するのではなく、他者の立場に立って考え、社会の幸せを願う「三方よし」の精神を持つことが重要なのです。アタカ通商はフェアトレード商品だけでなく、全ての商品のビジネスにおいて自社の利益だけでなく、農園の人たちとのバランスを考えて、信頼関係を築き上げていくことを目指しています。

いかがだったでしょうか。アタカ通商様のコーヒーに対する思い、そしてビジネスの戦略、NPOとの協働の理由に迫ることができたでしょうか。さらに詳しい情報は是非、こちらからアタカ通商を取材した学生ボランティアの動画もご覧ください。

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企業様とのマラウイ支援の取り組み

  1. せいぼ活動の概要

特定非営利活動法人聖母(NPO法人せいぼ)は、2015年よりアフリカのマラウイの小学校に対し給食支援活動を開始した団体です。現地スタッフとともにこれまで28の幼稚園、12の小学校、17の地域子供センターに給食を届けています。なぜマラウイなのか、なぜ小学校への給食支援なのか、そして貴社との連携方法をいくつか提案させていただきます。

  1. マラウイの現状と支援する意味

マラウイはアフリカ大陸の東に位置する内陸国で、「Warm Heart Of Africa(アフリカのあたたかい心)」という愛称があるほど、温かい心を持っている人々が多いことで知られています。他方で、人口の72%が極度の貧困状態(1日2.15USD以下で生活している人)であり、国家の発展レベルを複眼的に捉えた人間開発指数(HDI)では、191か国中169位と、マラウイは最貧困国の一つとされています。2024年現在、約2,000万人とされるマラウイの人口は、2058年には5,000万人以上となると推計されており、産業発展を見据えた人的資本の育成が喫緊の課題とされています。

かかる状況下、弊団体では貧困からの脱却という緊急援助的な視点に加え、増加する人的資本の育成、国内産業の発展という中長期的な視点を基に、マラウイの小学校へ給食支援を行っています。

  1. 日本がマラウイを支援する意味

発展途上国への支援として成果を上げてきたのが日本のODA(政府開発援助)です。ODAの枠組みで日本は有償、無償資金協力や技術協力プロジェクト等、数々の支援を発展途上国に対し行ってきました。しかし、1997年には約1兆2,000億円あった日本のODA予算が、2024年には約5,600億円とその予算は半減しています。日本の人口減少に伴いODA予算は今後も減少するとみられており、発展途上国への支援は限定的になりつつあります。このような状況において、草の根レベルでも支援を継続することはマラウイの貧困脱却に直結し、ひいては国家の発展、アフリカ地域、世界の安定へと貢献します。

マラウイについての詳細は、こちらからもご覧頂けます。

  1. 企業との連携の提案

弊団体が実施するマラウイの小学校に対する給食支援にご賛同いただける場合、以下の連携を提案させていただいております。

  • 給食代金の直接の支援
  • マラウイ産コーヒー購入を通しての支援
  • CSR事業の計画、運営、実施に係るコンサルティング

その他、ご要望に応じて連携の形を検討させていただきます。

具体的な提携例はこちら

弊団体が企業様に提供できるメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • マラウイとの直接的な提携から、支援の効果がみえやすい。
  • 1食15円でマラウイの給食が支援できるため、インパクトを企業様のご意向で、表しやすい。
  • コーヒーを通じた支援で、手軽な形で社内のイベントやギフトを通じて企業活動にSDGsを盛り込める。
  • 日本、マラウイを含むグローバルな人的ネットワークの構築・拡大を通じ、貴社の事業拡大の一助になる。

詳しい提案内容はこちら

※企業提携についての問い合わせ
※大口の寄付によるご提携、商品のご利用
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ギフト用オリジナルラベルをリリース

2023年9月より、ドリップパックで使用をして頂けるオリジナルラベルをリリースしました。Warm Hearts Coffee Clubにて、皆様から頂くデザイン案をもとに、ご個人のギフト用、企業、学校法人様のノベルティグッズとして使用を頂くことができるようになりました!

すで、多くの企業、学校法人様にご利用を頂き、オンラインでも皆様にご紹介ができればと思い、リリースをさせて頂きました!企業の具体例はこちらより、そして学校法人の事例もこちらからご覧ください!

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社会貢献賞を受賞しました!

2022年12月5日、Warm Hearts Coffee Clubを運営しているNPO法人せいぼが、公益財団法人社会貢献賞より、社会貢献賞を頂きました。団体ができて7年、皆様のご支援により大きなステップを踏むことができました。皆様のご支援に感謝しております。

今回は、マラウイでの給食支援の実績を始め、日本での学校や企業様との提携、コーヒーやチャリティイベント、講演会を通しての活動の普及について評価を頂きました。この度は、誠にありがとうございます!

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【クリスマス限定】クリスマスギフト付きコンゴコーヒー数量限定発売!

今年は、赤いパッケージ入りのコンゴコーヒーにクリスマスギフトを付けた、数量限定商品を販売いたします。クリスマスギフトは、リサイクルしたワイヤーを使ってアフリカ・マラウイで手作りされた、エシカルなキーホルダ―です。

【クリスマス限定】コンゴコーヒー200g+ハンドメイドキーホルダー(自転車)200g 3,000円 送料無料
【クリスマス限定】コンゴコーヒー200g+ハンドメイドキーホルダー(象)200g 3,000円 送料無料

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支援企業 ライブコーヒー株式会社様

Warm Hearts Coffee Clubは2018年から協賛企業様のご支援のおかげで、コーヒー代金の100%を寄付として南アフリカのマラウイの子供たちに届けることができています。

支援企業様の記事については以前、私たちWarm Hearts Coffee Clubに生豆を提供してくださっている支援企業のアタカ通商様についてご紹介させていただきました。

今回はWarm Hearts Coffee Clubが支援者の皆様に美味しいコーヒーを届ける上で欠かせない”焙煎”、”充填・梱包”、そして”発送”をご支援してくださっているライブコーヒー株式会社様についてご紹介させていただきます。


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【北海道コカ・コーラボトリング株式会社 & Warm Hearts Coffee Club】

この度、北海道コカ・コーラボトリング株式会社様と共同で「for GOOD!」にてプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトついてご案内させていただきます。

おかげさまでこのプロジェクトは目標金額に達成し、終了いたしました。ご支援・ご協力をいただいた皆さま、誠にありがとうございました。

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Warm Hearts Coffee Clubのはじまり   支援企業 アタカ通商様との出会い

2018年、マラウイへ学校給食支援をしていたNPO法人せいぼは、より多くのマラウイの子供たちに給食を届けるためにコーヒーブランドWarm Hearts Coffee Clubを発足させました。そして私たちは、今日まで協賛企業様のお力添えで、売り上げの100%を学校給食としてマラウイの子供たちのために寄付として提供してきました。

私たちが販売しているアラビカ種100%のスペシャリティマラウイコーヒーは、皆様に素敵なコーヒータイムをお届けすると共に、マラウイのストーリーをお伝えしています。そして、私たちが学校給食支援に繋げていくための、日本とマラウイをつなぐ架け橋としての役割も担っています。

そんなマラウイコーヒーの生豆を無料提供をして下さっている支援企業のアタカ通商株式会社様についても、支援者の皆様に今まであまりご紹介をする機会がありませんでした。

今回の記事ではそのアタカ通商様とアフリカコーヒーの関係、そのビジョン、そしてビジョンを達成するための方法の具体例として、Warm Hearts Coffee Clubがマラウイに加えて扱っているコンゴ民主共和国のコーヒーについてお話します。

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ゴールデンウィークの焙煎・発送日について

平素はウォームハーツコーヒーをご利用いただき、誠にありがとうございます。
ゴールデンウィーク前後ののマラウイコーヒーの焙煎・発送日に関して、下記の通りお知らせいたします。

5/5(木)の焙煎・発送はお休みとなります

【GW前後の焙煎・発送日】

・2022年4月28日(木)
・2022年5月12日(木)19日(木)26日(木)

<お申込日と発送日>
・4/18~24 (日)までのお申込み:4月28日(木)に焙煎・発送
・4/25~5/8(日)までのお申込み:5月12日(木)に焙煎・発送※5/5の発送がお休みのため
・5/ 9~15 (日)までのお申込み:5月19日(木)に焙煎・発送
・5/16~22 (日)までのお申込み:5月26日(木)に焙煎・発送

毎週日曜日までにお申込みいただいたコーヒーを、次の木曜日に焙煎し発送しています。

ウォームハーツコーヒーは、マラウイコーヒーの売上の100%をマラウイの子どもたちの給食支援に寄付しています。